一人親方という制度の将来性

一人親方という制度の将来性

私自身も職人をしていたことがありましたので、一人親方と接する機会も多くありました。

この一人親方という制度ですが、建設業特有のものだと思います。

昔から建設業では、従業員を一人親方として独立させているように見せかけて、社会保険料などの支払いを免れるという形態が当たり前となっていました。

また、従業員の方も手取りの給料が多くなりますので、良しとしてきました。

考えてみれば、建設業の職人は自分の腕一本で独立ができる数少ない業種です。飲食店などもそうですが、開業資金などを考えれば、はるかに安く独立ができます。

ところが、今後はこの一人親方でやっていくのは厳しくなっていくでしょう。

これは時代の流れなので、仕方がありません。

かつては、現場で働く親方の年収が高い時代がありました。

親方は現場に外車で乗り付けて、ゼネコンの社員は国産車。

などと言う時代でした。

でも、それは当然だと思います。

建設業の現場は、キツイ、キタナイ、キケンの3Kの仕事です。

実際に私も人差し指の先を切断しましたし…^^

その建設業の親方にたくさんの収入がなければ、建設業で働きたいと思う人がいなくなるのは当たり前です。

建設業の現場で働く人にはもっと給料をあげ、ゼネコンの社員などは危険でもなんでもないので、安い給料で十分です。

また、こんな時代になって欲しいと本当に思います。

話は変わりますが、一人親方では、そこそこの規模の会社は取引をしてくれなくなってきました。

そんなわけで、一人親方が会社を設立することが多くなったわけです。

今は会社を作るのが簡単ですからね。

また、建設業許可を取得していることも当たり前になっていくでしょう。

ですが、会社を設立すると保険の加入や決算書類の作成など、煩雑な事務作業が必要になってきます。

建設業許可の決算変更届や許可更新も必要です。

確かに最近はインターネットで調べれば、多くの事は分かります。

ですが、昼間現場で作業をしながら、空いた時間に事務作業ができるでしょうか?

慣れている人でなければ不可能ですね。

そんな時に我々行政書士やその他の信頼できる人を見つけておいて欲しいのです。

一緒に頑張っていきましょう。

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