今の建設会社を辞めたいから独立する

今の建設会社を辞めたいから独立する

今の建設会社を辞めたいから独立したいという方がいます。

が…。やめた方がいいという方がほとんどです。

何故なら、そういう方は独立して成功するための準備ができていない場合が多い。

準備ができていない場合、独立して建設会社を立ち上げても、成功する確率は極めて低いと言わざるを得ません。

そんなことでは、せっかく独立したのに、逆に不幸になってしまうでしょう。

独立して建設業を立ち上げたくなった場合、その動機を自分に問いかける必要があります。

独立の動機としては、

・今の会社が嫌だし、人に使われるのが嫌だから独立する。

・独立するための十分な準備ができたから独立する。

・なんとなくやってみる。

などがあると思いますが、独立するための十分な準備ができたから独立するという動機以外は、やめた方が良いです。

では、今の会社を辞めたいから独立したい場合は、どうすれば良いでしょうか?

もしあなたの今の会社が、とんでもないブラック企業で、毎日事務所で怒号が響き、時には手が出るというような会社で、給与の未払いも当たり前というようなものであれば、転職を考えた方が良いでしょう。

ところが、現在あなたが勤めている会社が、普通の建設会社で、時々叱られはするものの、給与もきちんと支払われている場合には、転職をした方が良いかもしれません。

何故なら、現在の会社が普通の会社であるにも関わらず、会社を辞めたくなったのであれば、それは単にあなたの忍耐力不足である場合も多いからです。

これからの時代、建設業を立ち上げて社長となる事が必ずしも良いというわけではありません。

何故なら、今は日本の景気が停滞しており、建設業にとって必ずしも良い時代ではないからです。

そんな時代の時は、無理をせず今の会社に残り、今の会社で給料を貰える限り貰い続けるという選択も賢い選択です。

ただし、今の会社で給料を貰えるからと言って、現状に甘えてはいけません。

今の会社で給料を貰い続けながら、独立のためのスキルをどんどん高めておくのです。

それでは、独立のためのスキルとはどのようなものかを見ていきます。

1.仕事を取るためのスキルを身に付けている

独立するために最も必要な知識は、この仕事を取るための知識を身に付けている事です。

独立すれば仕事は降ってくると思っている方も時々いますが、それは間違いです。

会社員であれば、仕事は降ってくるかもしれませんが、社長になったら仕事は積極的に獲得していかなければなりません。

その為のスキルをしっかりと身に付けておく必要があります。

2.お金に関する最低限の知識を身に付けている

お金に関する知識とは、最低限の簿記の知識ですが、建設業の場合、建設業経理士という資格があるのですから、建設業経理士の資格の勉強をすれば良いでしょう。

建設業を立ち上げた当初から、経理のための従業員を雇うことは困難でしょうし、税理士などに依頼するにしても、自分に全く会計知識がなければ、相手の話を全く理解できなくなります。

それでは、社長として問題ですので、お金に対する最低限の知識を身に付けておく必要があります。

また、

補助金・助成金の知識も重要です。補助金・助成金は各地方公共団体で運営されているものも多くあり、専門家も育ちにくい分野です。

ですから、社長自身がマメにチェックするのが良いです。会社員時代から、マメにチェックする癖をつけておきましょう。

さらに、

貯金も作っておく必要があります。貯金額はそれぞれですが、できれば500万円を目標にしてもらいたいと思います。

500万円は建設業許可申請時の要件の一つを満たす金額です。この額は借入れでも良いのですが、是非とも自分で用意して頂きたいものです。

何故なら、このお金を貯める過程で、質素倹約の精神が身に付き、貯金をする長いスパンを通じて、独立するための準備ができます。

ただし、創業時には創業融資も利用してもらいたいです。

創業融資は創業時にしから利用できない借入れで、低金利で有利な借入れができます。

この融資を利用してもらいたい理由は、お金を借りて返す感覚を身に付けてもらいたいからです。

会社経営をすると、お金を借りる必要がどうしても出てきますし、お金を借りることは悪い事ではありません。

その、お金を借りるという感覚を、身に付けてもらいたいのです。

3.建設業許可申請、経営事項審査の知識を最低限身に付けている

建設業を立ち上げて、事業が軌道に乗ると、建設業許可の取得、経営事項審査とステップアップしていくでしょう。

その時に必要となるのが、建設業許可申請、経営事項審査の知識です。

独立前から身に付けておけば、会社設立の際に無駄な動きをしなくて済みますし、現在の会社でも役に立つ知識となるでしょう。

また、建設業許可の経営業務管理責任者になるための資格取得も目指すべきです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

どうしても建設業を立ち上げたいという夢がある人は、しっかりと準備ができたら、どんどん独立すれば良いと思います。

ですが、そうではない場合は、現在の会社で給料を貰いながら、いざとなれば独立できるだけの準備だけしておき、現状を維持するのも良いでしょう。

その身に付けたスキルは、現在の会社でも大きな力となります。

もしかすると、今の会社で出世をするかもしれませんし、出世をしないまでも、会社内で重要な人材となる事ができるでしょう。

そもそも独立とは、社長や上司から、退職を思いとどまるようお願いされる位の人がする訳です。

まずは、その様な人材となりましょう。

その上で独立を考えるのであれば、自分の人生は自分が選択することになります。

精神的なストレスは大きく軽減されるでしょう(^^

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