土木一式工事とは、どのような時に必要となるものか?

土木一式工事とは、どのような時に必要となるものか?

Q.建設業許可の取得を考えております。土木一式工事を取得すれば他の工事も一括してできるようになるのでしょうか?また、これらはどのような工事をする会社が取得するのでしょうか?

A.まず、土木一式工事を取得しても、他の工事を一括して行えるようになる訳ではありません。その点はしっかりと理解しておく必要があります。

建築一式工事と土木一式工事は、その他の26種類の専門工事を組み合わせて総合的に建設工事を行う業種で、主に元請業者に必要な許可となります。

以下に土木一式工事の説明を記載しておきます。

土木一式工事について

考え方

・総合的な企画、指導、調整のもとに土木工作物を建設する工事(補修、改造、解体する工事を含む。)をいう。

・通常は、二つ以上の専門工事を有機的に組み合わせて社会通念上独立の使用目的がある土木工作物を作る場合をいう。

・二つ以上の専門工事の組み合わせでない場合でも、工事の規模、複雑性等から見て総合的な企画、指導、調整を必要とし、個別の専門工事として施工することが困難であると認められるものも一式工事に含まれる。

・通常、一式工事は元請として施工されるものであるが、下水道工事などで一工区全体を一式で下請する場合など、実体としては下請であっても一式工事になる場合がある。

例示

・道路、水路の新設、拡幅、改修工事(歩道、自転車道、側溝等の現場打ち新設工事を含む。)

・道路、橋梁等土木工作物の解体工事

・橋梁下部補強工事

・橋梁、橋脚の耐震補強工事

・道路への下水道本管の敷設工事(道路の掘削から管敷設、埋戻し、舗装まで全体の工程を施工するもの。)
なお、上水道本管のみを敷設する工事は配水等の施設を築造する工事に当たるので、水道敷設工事業になる。

・宅地造成工事
切土、盛土、締固め、擁壁工、排水工、防災工、道路工、舗装工、上下水道工などを総合的に施工した場合が一式工事になる。
なお、掘削、切土、盛土、締固め、整地などの粗造成のみを施工する場合はとび・土工・コンクリート工事業になる。

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