建設業で起こるリスクを考慮して経営しよう

建設業で起こるリスクを考慮して経営しよう

キツイ・キタナイ・キケン

昔から建設業界で言われている事です。

実際私も鍛冶屋(溶接工)として働いていた時が人生で最高・最大にツラい環境でした(^^;

とは言うものの、それは環境面の話だけであって、仕事の面白さややりがいなどは間違いなく最高レベルのもでした。

そんな、キツイ・キタナイ・キケンな建設業界で経営する社長は、そのリスクを考慮に入れた経営をする必要があります。

1.仕事がキツイ・キタナイというリスクについて

これは現場で働く従業員に関するものです。当然社長も自分自身が現場に出ているときはこのリスクを味わいますが、社長自身は自分が経営者なのですからこれはリスクとは感じないでしょう。

特に最近の若い人は、キツイ・キタナイという仕事を避ける傾向にあるようです。

そんな中で、仕事ができ、やる気のある若い従業員を雇うのは中小企業には大変です。

せっかく仕事を覚えた従業員がどんどん辞めるという事態になれば、現場の仕事を処理することができず、会社の存続の危機となります。

だからと言って、余分に従業員を雇えるほどのお金は小規模な建設会社にはありません。

だからこそ、建設業者は創業当初は社長自身が現場に出て、2、3人程度の従業員を雇い、小さい会社のままずっと続くということが起こります。

少しでも会社を大きくするためには、現場を任せられる社員を育て、社長自身は現場を離れる必要があるのですが、なかなかそこまで行く会社は少ないというのが現実です。

ここまで行くには、ある意味運の要素も必要で、運あり創業当初から現場を任せられる優秀な社員に出会えると、その会社は伸びたりします。

これは社長自身の能力には、全く関係がなく、優秀な社長だから優秀な社員に出会えるということもなければ、それほど優秀でない社長でも優秀な社員に出会えるということはあります。

ただし、優秀な社員に出会った後、あまりに社長が無能だとその社員は離れていく事になりますので、そこは気を付ける必要があります(^^

こういう現実を見ているとやはり社長に必要な資質は能力ではなく「器」なのだと感じます。

2.仕事がキケンというリスクについて

仕事がキケンだというリスクは当然従業員や社長自身のケガのリスクとなります。

ケガと言えば、私自身も右手の指先が欠けていますしね(^^;

まぁ現場ではそのようなケガのリスクが常にあるものです。

ですが、ケガで済めばまだ良いものの、死んでしまう様な事故も建設業界では起こるものです。

そんな時に起こる責任を建設業の社長は一生背負っていかなければならなくなるのですが、その気持ちをもって建設会社を経営していく必要があるでしょう。

また、実務の面から言えば、建設業許可の中に、経営業務管理責任者(経管)、専任技術者(専技)の要件があります。

この二つはその要件を満たす人が、会社や営業所にいなければならず、この要件を満たす人が一日でもあれば、建設業許可を失うということになります。

このリスクを回避するには、経営業務管理責任者と専任技術者の要件を満たす人を社内に何人か用意するということが必要です。

これらのことも考慮にいれて、経営をする必要があります。

まとめ

キツイ・キタナイ・キケンの3Kの業界と言われる建設業の社長は本当に色々なリスクを背負うことになります。

そんな中でもやはり仕事のやりがいや面白さを求めて社長は建設会社を経営していくのだと思います。

リスクはあらかじめ考慮に入れておくと予防ができ、ダメージも最小限に抑える事ができます。

是非ともこれらのリスクを頭に入れたうえで適切な経営をして頂ければと思います。

  • お問い合わせはこちら
Top