建設業者の社会保険の加入に関する下請指導ガイドライン

建設業者の社会保険の加入に関する下請指導ガイドライン

平成24年11月1日に、社会保険の加入に関するガイドラインが施行されました。

このガイドラインの目的ですが、社会保険の加入について、元請・下請が負う役割と責任を明確化し、建設業者に分かりやすく説明するためのものです。

このガイドラインの内容を簡単にまとめますと、

1.協力会社を通じた指導

協力会社の社会保険加入状況の定期的な把握や、未加入が分かった場合の早期加入指導を行い、協力会社に社会保険加入の意識を高めてもらいます。

2.下請を選ぶ際の確認や指導

下請の契約の際に、建設業者の社会保険加入状況を確認し、未加入の場合には、早期に加入手続きを進めるように指導します。

ここで問題なのは、平成29年度以降は、社会保険未加入の建設業者を下請としない取扱いとすべきであると示されている事です。

これを受けて、既に未加入の建設業者とは下請負契約をしないというゼネコンもあります。

3.再下請負契約を活用した確認と指導

再下請負通知書の「健康保険等の加入状況」欄を活用して、直接の下請負契約関係にない下請業者の社会保険加入状況を確認します。

この時に未加入を発見した場合には、早期加入の指導を行います。

4.作業員名簿を活用した確認と指導

建設工事現場への新規入場者の受け入れに際して、各作業員について作業員名簿を使った、社会保険の加入状況を確認します。

未加入の場合には、加入の指導を行います。

最後に

元請業者の指導対象は、直接の下請け業者に限らず、元請業者が請け負った建設工事に従事するすべての下請業者となります。

ただし、直接の契約関係にある下請業者に協力してもらう事でも大丈夫です。

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